平田オリザ『芸術立国論』集英社新書

2012.01.04(18:27)
去年から少しずつ読んでいたのですがどうにか年始で終わりました。本書の大きな特徴は一般的な「芸術とはなんたるか」を考察すると言うより社会の中での芸術(特に演劇関係)をどう位置づけ、運用していくかを論じている点ですね。かなり徹底して行政における芸術のあり方を語っていてかなり興味深いものでした。

面白いなと思ったのは芸術に保険を付けるという考えですね。健康保険のように芸術保険の加入者は2割~3割負担舞台が観られるようになるというアイデアです。ただし保険の負担は雇い主が行うことになるので実用という面ではハードルが高そうです。

作品を通じて芸術を論ずるだけで無く、行政面からのアプローチ、アートマネージメントという考え方は私にとっては新鮮でした。

著者の平田オリザ氏は1962年東京生まれの劇作家・演出家。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授、四国学院大学客員教授・学長特別補佐、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみマネージャー、三省堂小学校国語教科書編集委員、(財)地域創造理事、(財)舞台芸術財団演劇人会議評議委員、日本演劇学会理事、日本劇作家協会常務理事、東京芸術文化評議会評議員、BeSeTo演劇祭日本委員会委員長。自ら劇団青年団を主催しています。上演からワークショップを含めた活動を海外でも積極的に行っています。


芸術立国論 (集英社新書)



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