電王戦ファイナル衝撃の幕切れ

2015.04.12(21:00)
11日に行われた電王戦ファイナル第5局は21手で阿久津八段の勝ちとなり通算3勝2敗で人間側の勝ちとなりました。

対局開始から50分足らずでの終局という結果となり驚きましたね。なぜんこんなことになったかというと、特定手順を指すと、ソフト側(AWAKE)はやはり特定の手順で応じ、結果として人間側が有利な局面に誘導できる、という方法があったです。要するにプログラムの穴を突くことによって人間側が一気に有利になれるわけですね。
阿久津八段はこの手順を使い、これを見た開発者の巨瀬氏は投了を宣言したということなのです。

ネットではこの是非を巡ってかなり激論が飛び交っています。本来なら10時間はかかるイベントが開発者の異常に早い投了によって1時間足らずで終わってしまったこと、その後のゲストの来訪なども全部吹き飛んでしまったこと、開発者の対局後のプロに対する批判的な言動、また一方でプロとしてハメ手を事前に調べて(半年間対戦ソフトを貸し出してもらえる)なぞることはどうなのかなど、話題はつきません。

自分が思うに、阿久津八段は電王戦ファイナル2勝2敗で迎えた最終局、どうしても負けるわけにはいかなかった。内容より勝ちを優先するしかなかった。巨瀬氏は奨励会経験者ということもあって、将棋や(形は違えど)プロとの対局に並々ならぬ思い入れがあった。勝ち負けより(しっかりとした)将棋を指したかった。この2人の想いのすれ違いがあったのだと考えます。

また、ソフト半年間貸出、なおかつバージョンアップ禁止ルールも火種になったことは否定出来ないでしょう。電王戦の最後の最後でこのような終局を迎えたことはなんとも皮肉というのか、人間対コンピュータ対局の難しさを浮き彫りにした形となりました。

ニコニコ動画では今後もなんらかの将棋イベントを続けていくということで、今回の出来事を糧にしてよりよい充実したイベントを行って欲しいですね。

将棋電王戦、ソフト側が突然投了 棋士側、初の団体勝利:朝日新聞デジタル




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